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第7回 — Issue駆動開発① 設計とゲートレビュー

Phase 3|Issue駆動開発 / 8時間(講義2h + ワークショップ6h)前提プラットフォーム:GitHub


この回の狙い

  • いよいよ本丸。Issueを起点に、AIに方針提案させ、人がゲートレビューで品質を担保するサイクルを確立する
  • 「良いIssue」の構造を体得する
  • すべての経過をIssueに記録する=属人化解消・追跡可能性を体験する

タイムテーブル

時間内容
0:00–2:00講義
2:15–5:00WS① 構造化Issue作成→AI方針提案→ゲートレビュー
5:45–7:30WS② 承認→実装→記録
7:30–8:00振り返り・OJT課題

講義(2h)スライド構成

  1. Issue駆動開発の全体像(再掲・詳細化):Issue = 全対話と意思決定の集約拠点
  2. ワークフロー
    ① Issue作成(人)
    ② AIが調査し修正方針をIssueにコメント
    ③ 人がゲートレビュー(方針OK/修正指示)
    ④ AIが実装
    ⑤ 動作確認(→第8回)
    ⑥ PR作成・マージ(→第8回)
  3. 良いIssueの構造(最重要)
    • 概要:何をしたいか
    • 現状:今どうなっているか/問題点
    • 期待する動作:どうなれば正解か
    • 受け入れ条件:満たすべきチェックリスト
  4. ゲートレビューとは:各ステップに人の承認を挟み、AIの暴走を防ぐ品質ゲート
  5. なぜ方針提案を先にやらせるか:いきなり実装させず、方向を合わせてから実装 → 手戻り激減
  6. 記録の価値:方針・対象ファイル・影響範囲・確認結果がすべてIssueに残る → 過去の意思決定を追跡可能/誰でも引き継げる/属人化しない
  7. GitHub MCPの活用(第5回の応用):IssueへのコメントをClaude Codeから直接
  8. 本日のゴール

💡 講師メモ:ここでの「方針提案 → ゲートレビュー」の往復が研修の核心。実装の速さより方針合わせの精度を評価する。


ワークショップ(6h)

WS① Issue作成 → AI方針提案 → ゲートレビュー(約2h45m)

  • [ ] 実務課題(またはサンプルリポジトリの練習Issue)から 構造化Issue を1件作成 (概要/現状/期待する動作/受け入れ条件)
  • [ ] IssueのURL/内容をClaude Codeに渡す
  • [ ] Claude Codeに:「このIssueについてコードベースを調査し、修正対象ファイル・修正方針・影響範囲をIssueにコメントして」
  • [ ] 出てきた方針を ゲートレビュー: - 対象ファイルは妥当か/影響範囲の見落としはないか/受け入れ条件を満たす方針か
  • [ ] 修正指示をIssueにコメント → AIに方針を更新させる(OKが出るまで往復)

WS② 承認 → 実装 → 記録(約1h45m)

  • [ ] 方針承認後、Claude Codeに実装させる
  • [ ] 差分を自分でレビュー
  • [ ] 実装内容・判断の根拠をIssueにコメントとして記録
  • [ ] 「このIssueを見れば、他人が経緯を追える」状態になっているか確認

⚠️ つまずきポイント:

  • 受け入れ条件が曖昧 → AIの方針も曖昧に。条件は検証可能な形で書く
  • ゲートレビューを飛ばして実装させると手戻り → 必ず方針合わせを挟む

OJT課題(次回まで)

実務で構造化Issueを1〜2件作成し、AIに方針提案までさせて記録する。

成果物

  • 構造化Issue(記録付き)
  • 方針提案→ゲートレビューの往復ログ

🎯 回のゴール

構造化Issueを起点に、AIの方針提案 → ゲートレビュー → 実装のサイクルを回せる。

講師チェック

  • [ ] Issueに4要素(概要/現状/期待/受け入れ条件)が揃っている
  • [ ] 方針提案にゲートレビューでフィードバックできた
  • [ ] 経緯がIssueに記録されている